当 事業開発本部は、
2019年9月に松竹株式会社内に新設された
松竹株式会社の中の、
新しい部門です。
松竹グループのミッション
日本文化の伝統を継承、発展させ、世界文化に貢献する
時代のニーズをとらえ、あらゆる世代に豊かで多様なコンテンツをお届けする
当本部はこの実現に向け、「様々な企業、パートナーの皆様との“ビジネス”」を通じてアプローチ致します。
120有余年のエンタメビジネスにおける社業で培い蓄積した、我が社の知的財産を活用しつつ、様々なパートナーと共に、劇場や非劇場というカテゴリー、映画や演劇というジャンル、
国や地域のボーダー、リアルやバーチャルという概念―あらゆる枠を越え、新しいエンタメコンテンツの企画開発、イノベーティブな事業創出と推進に取り組んで参ります。
あなたと生み出す新しいエンタテインメント：
近年の主な事業事例
2015年はラスベガスのホテル、ベラージオの噴水内の特別舞台で、2016年はMGMグランド内の劇場他で、世界から訪れた観客に向け、新しい歌舞伎舞台を披露した。
Japan KABUKI Festival in Las Vegas 2015-2016
特別協賛、行政機関の支援、サポーター企業の協力を得て、2015年にラスベガスで初の歌舞伎公演を実現。2016年にはラスベガスの“劇場”で初となる歌舞伎興行を実施。
※2016年『KABUKI LION獅子王』は、「第一回クールジャパン・マッチングアワード」のグランプリを受賞
２０２１年上演の『御伽草紙戀姿絵』より。歌舞伎俳優 中村獅童とバーチャルシンガー 初音ミクの共演、そして、最先端技術と伝統芸能・歌舞伎との融合が話題の舞台。
超歌舞伎
2016年、パートナー企業と共に、歌舞伎俳優とバーチャルシンガーが共演する未来型の歌舞伎公演として製作、初演を果たす。以来、毎年上演を重ね、新しい歌舞伎のジャンルとして確立。
※超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』は、「第1回クールジャパンマッチングアワード・グランプリ」、「第22回AMDアワード'16 デジタルコンテンツ オブ ザ イヤー・グランプリ（総務大臣賞）」を受賞
京都の「納涼床」の伝統を模した空間とAR等のテクノロジーを融合させ、かつてない未来のお祭り空間を創出
京都ミライマツリ２０１９
日本最古の歴史を持つ劇場、京都の南座で、協力企業各社と共に、最先端の技術と現代のカルチャーを融合させた新しい“未来型フェス”を創出。トップアーティストらのライブ「音マツリ」の他、「昼マツリ」「夜マツリ」を開催。
※「京都ミライマツリ2019」は、「第６回JACEイベントアワード」優秀賞を受賞
XFライブエンタテインメントで表現する大阪の過去と未来
大阪・関西万博におけるパビリオン等地元出展に関するアイデア募集「REBORN コンテンツ発掘 PROJECT」にて、本提案『XF（クロスフェーディング）ライブエンタテインメントで表現する大阪の過去と未来』が、「OSAKA REBORN 賞」を受賞。歴史と魅力溢れる上方文化を、弊社が実証実験中の“メタヴァース技術”や、“エンタメに特化したデバイスに依存しないソフトウェア”といった最先端技術を駆使することで、時間や場所に捉われない「バリアフリーな未来の文化体験」を構想したもの。
代官山メタバーススタジオとMETA歌舞伎
2022年1月、松竹グループのバーチャルプロダクション手法の研究開発拠点として開設した「代官山メタバーススタジオ」。松竹の映画・演劇事業における３DデータやCGの活用ニーズを探り、個人・法人問わず多様なクリエーターとの共創による新事業創造を目指す。本スタジオ発のコンテンツ第一弾は、源氏物語を題材とした新作歌舞伎『META歌舞伎 Genji Memories』。俳優のリアルの演技とバーチャル背景をリアルタイムで合成し生配信する、史上初の仮想空間での歌舞伎公演を実現。